ガスコンロの異常加熱防止機能を使って餃子を簡単に焼く方法

異常加熱防止機能を使って焼いた餃子の写真

最近気づいたのですが、ガスコンロの異常加熱防止機能を使うと、餃子がうまく焼けるんです。

これは、餃子は好きだけど、焼くのが下手だった私には、大きな発見でした。

「なんで今まで気がつかなかったんだー」とも思いましたが・・・。

これに気付いてからは、餃子の焼け具合を確かめなくても、きれいな焼き色を付けられるようになりました。

そこで今回は、ガスコンロの異常加熱防止機能を使って、餃子を簡単に焼く方法をご紹介します。

ガスコンロの異常加熱防止機能とは

異常加熱防止機能とは、ガスコンロが鍋の温度をチェックしていて、鍋が熱くなりすぎるのを防ぐ機能です。

どんな働きをするかというと、鍋の温度が250度を超えると、ピピッという音で知らせてくれます。それと同時に、自動で火を弱め、温度が上がりすぎないようにするんです。

この機能が働いている様子は、下の動画を見て頂ければ分かりやすいと思います。

メーカーによって名前は違いますが、最近のガスコンロには、標準で備わっている機能ですね。

この機能が付いたおかげで、ガスコンロによる天ぷら火災が激減しました。

本来は、火災防止のために付けられている機能ですが、今回は、この機能を餃子を焼くときに使います。

異常加熱防止機能を使って餃子をおいしく焼く方法

では早速、ガスコンロの異常加熱防止機能を使った、餃子の焼き方をご紹介していきます。

まずは、コンロには火をつけずに、フライパンに油をひいて餃子を並べます。

餃子を並べた写真

並べ終わったら、ガスコンロを点火して中火にして下さい。

このまま放置しておくと、鍋がどんどん熱くなっていきます。

すると、異常加熱防止機能が働き、ピピッと音がして自動で弱火になるんです。

異常加熱防止機能で弱火にな

このタイミングで、熱湯を、餃子が半分浸るくらい入れてフタをします。

すると、鍋の温度が250度よりも下がるので、再び自動で中火に戻ります。

中火に戻った写真

餃子の大きさによって違いはありますが、フタをしたまま4~5分ほど蒸し焼きにします。
(餃子の皮が、全体的に透き通って見えるようになるのが目安ですね)

4~5分蒸し焼きにしたあとでフタを外し、また放置します。

すると、お湯がなくなったタイミングでまた異常加熱防止機能が働き、ピピッと音が鳴り弱火になります。

これが焼き上がりの目安です。

あとは、お好みでゴマ油を回しかけるなどすれば、さらにおいしくなると思います。

異常加熱防止機能を使って焼くときのポイント

この焼き方のポイントは、1回目の異常加熱防止機能が働いたときに熱湯を入れ、2回目に働いたときを焼き上がりの目安にするということです。

機能が働いたタイミングを目安にするだけで、どのくらい焦げ目が付いたかを気にしなくても、下の写真のように焼きあがります。

異常加熱防止機能を使って焼いた餃子の写真

若干のムラはありますが・・・。ガスコンロの機能を使っただけで、私のような素人でも簡単に餃子を焼くことができます。

今までは、焦げすぎてマズくなるのを恐れていたので、焼き色がつかなくてカリカリもしない餃子になることが多かったのです。

しかし、この機能目安にすることに気付いてからは、失敗しなくなりました。

自分で言うのも恥ずかしいのですが、本当に簡単な方法です。