ガスコンロに付いている機能を使うと便利になる具体的な場面を紹介

ガスコンロ便利な場面 アイ

「ガスコンロには、いろいろな機能がついているけど、どんなときに使ったら良いのか分からない!」

ガスコンロの修理に行くと、このような話をよく聞きます。

でも、せっかく高機能のガスコンロを使っているのに、それって、もったいないと思うんです。

なんていう私も、機能付きのガスコンロを初めて使ったときは、どんな場面で使えば良いのか分からず、今ほど機能を使っていませんでした。

正直な話、「こんな機能がある」というのは知っていても、それをどんな場面で使ったら良いか分からなかったんですね。

そこで今回は、「こんなときには、この機能を使うと便利になります!」を紹介していきます。

※最高級のコンロには、もっと便利な機能も付いています。ですが、当てはまらないコンロも多いので、今回の記事では、中価格帯のコンロにも付いている機能でご紹介します。

パスタを茹でるとき

パスタを茹でるときは、コンロタイマーを使うと便利です。

コンロタイマーとは、時間を設定すると、その時間でコンロを消してくれる機能です。

例えば、10分茹でるパスタの場合、タイマーを10分にセットすれば、ピピッというお知らせ音がして火を消してくれます。

まあ、火は消してくれなくても良いのですが、時間を教えてくれるのはありがたいです。

これを使えば、キッチンタイマーを別に用意する必要はありませんし、「どのくらい柔らかくなったかな?」と何度も試食する必要もなくなります。

結果、他の料理に集中できますし、「茹で過ぎたー」ということもなくなります。

煮物をするとき

煮物をするときも、コンロタイマーを使うと便利です。

「あと15分煮込もうかな!」というとき、タイマーを15分にセットすれば、その時間で火を消してくれます。

煮込む時間が長い料理だと、煮ていることを忘れて、「焦がしてしまったー」とかありませんか?

私は、煮魚を作るとき、火を点けていることを忘れてしまい、しょっぱくて汁のない煮魚になったことがあります。

煮物をしていることを忘れていても、コンロタイマーを使えば火を消してくれるので、このような失敗がなくなります。

焦げ付きや、煮すぎを防ぐことができるんです。

揚げ物をするとき

揚げ物をするときは、温度調節機能を使うと便利です。

温度調節機能とは、設定した温度をキープするように、自動で火力を調節してくれる機能です。

例えば、180度で揚げ物をしたいときだと。

火を点けてから油の温度が180度になるまでは、自分でセットした火力です。で、油の温度が180度になると、ピピッと音がして、火が弱くなります。

このタイミングで、揚げたい具材を入れます。

具材を入れると、油の温度が下がるので、また自動で火力が強くなります。

これを繰り返して、コンロが油の温度を自動で調節してくれるんです。

この機能は本当に便利で、私は、これを使わずに揚げ物をする自信がありません。

揚げ物に自信がない方でも、この機能を使えば、簡単に揚げ物ができるようになりますよ。

ごはんを炊くとき

ごはんを炊くときは、炊飯機能を使うと便利です。

炊飯機能とは、自動で火加減を調整し、ごはんを炊いてくれる機能です。

「ガスコンロで炊かなくても、電気炊飯器があるから大丈夫!」という声が聞こえてきそうですが、この機能が停電になったとき役に立ちます。

私も、基本的には電気で炊きますが、もし停電になったら、自分で火加減を調整して炊く自信がないのでこの機能を使うでしょう。

炊飯器以外でコメを炊く自信がないという方は、もしもの停電に備えて、この機能を使ってみることをオススメします。

一度試しておけば、いざとなったときに、焦らずに済みますから。

※炊飯機能を使うときの注意点として、1時間ほど水に浸してから、炊き始めるほうが良いです。
私の印象として、米を研いですぐに炊き始めると、固いごはんに仕上がってしまいます。

魚を焼くとき

使っているガスコンロにオートグリル機能がついているなら、魚を焼くときは、オートグリル機能を使うと便利です。

オートグリル機能とは、魚の種類と焼き加減を選択するだけで、自動で魚を焼き上げ、火を消してくれる機能になります。

とても便利な機能なのですが、使い方が難しいイメージがあるのか、この機能を使っていない方が多いです。

修理に行っても、「よく分からないから使っていないんだよね」という、お客さんがたくさんいます。

けれども、使い方は簡単です。

グリルを点火し、魚の種類と好みの焼き加減を選ぶだけなので、操作として、ボタンを3回ほど押せば、設定できてしまいます。

一度使ってみると、「なんだ、こんなに簡単だったのか!」となりますから、魚を焼くときはオートグリル機能を使ってみて下さい。