源流釣り初心者のころを振り返って!私がイワナを釣れなかった理由

初心者がイワナを釣れない アイキャッチ

まだまだ初心者に毛が生えた程度の私ですが、源流釣り歴も6年を超え、初心者の頃よりはイワナが釣れるようになったと感じています。

そう感じるのは、初心者の頃は2~3キロ釣り上がっても3匹くらいしか釣れず、悲しい思いをしたことが多かったからです。

でも、今振り返ると、「釣れなくて当然だなあ」と思います。というのは、初心者のころの私は、釣れないなりの行動をしていたからです。

今回は、その頃の私を振り返って、初心者の私がイワナを釣れなかった理由を書いていきます。

瀬尻のイワナに走られた

初心者の頃に一番多かった失敗が、瀬尻のイワナに気づかれたことでした。

初心者に見つけやすいポイントは落ち込みで、あの頃の私は、落ち込みをメインに狙っていました。

下の写真のようなポイントです。

落ち込みの画像

それで、落ち込みで釣れても釣れなくても、すぐに次の落ち込みに向かっていたんです。ヒョイっと落ち込みの落差を越えて、次の落ち込みに向かっていたんですね。

これが大きな間違いでした。

というのは、落ち込みの手前には瀬尻というポイントがあるからです。

それなのに、瀬尻を無視して次の落ち込みを目指したので、瀬尻に居たイワナに気づかれてしまい釣れなかったんです。

このことを写真で説明しますと、

瀬尻を無視した説明画像

初心者のころの私は、写真には写っていませんが、赤い丸の下にある落ち込みに竿を出したあとは、次の黄色い丸のポイントを目指して、何も考えずに落ち込みを越えていました。

黄色の矢印の部分を、注意も払わずに歩いていたんですね。

そうすると、黒の丸の瀬尻にイワナがいた場合、気づかれて走られてしまいます。

瀬尻にいたイワナに走られると、黄色の丸のポイントにも警戒感が伝わり、黄色の丸のポイントでも釣れなくなるんです。

こんな行動をしていたので、黒の丸にいたイワナも、黄色の丸にいたイワナも釣れなかったんです。

イワナが隠れるポイントに気づかなかった

初心者の頃は、落ち込みや深みくらいしかポイントを見分けられませんでした。

パッと見て、初心者でも「イワナが居そうだ!」というポイントしか分からなかったんです。

なので、下の写真の赤い丸のポイントのように、イワナが隠れることができる場所にはサオを出せませんでした。

イワナが隠れる場所の画像

実際にここでは、まあまあなサイズのイワナが釣れました。

このような目立たないポイントを見逃していたので、距離を歩いた割に数が釣れなかったんです。

よく川の流れを見て進むようにしてから、このようなポイントも攻められるようになりました。

イワナが釣れる区間と釣れない区間があることを知らなかった

いろいろな源流を歩くようになって分かったのですが、同じ川でもイワナが釣れる区間とつれない区間があるんです。

その原因は分かりませんが、全然釣れなかったのに、1匹釣れたら次のポイントもその次のポイントも釣れるということがよくあるんですね。

このことを初心者の頃は知りませんでした。

なので、「ここは釣れるだろう!」というポイントで釣れないことが多いと、釣りが雑になっていました。目立つポイント以外にはサオを出さずに、どんどん上流に向かっていたのです。

正直、釣れない区間はそれでも良いと思います。

ですが、1匹釣れたあとは、釣れる区間に入っている可能性があるんですね。

なのに、初心者の頃の私は、1匹釣れたあとも「釣れる区間に入ったかもしれない?」とは思わずに、目立たないポイントを不用意に通過し、イワナに走られてしまうことが多かったです。

最近は、1匹釣れたら「もしかして釣れる区間に入ったかも?」と慎重になるので、ポンポンと数を伸ばせるようになりました。

瀬を無警戒に歩いていた

私は、1人で源流釣りに行くようになったのが春なので、瀬にイワナがいるイメージを持てませんでした。

というのは、春は、イワナは瀬にはあまり出ておらず、深みやヨレといった流れの緩いポイントで釣れることが多かったからです。

その「瀬では釣れない」というイメージのまま夏や秋に釣りに行ったので、瀬を無警戒に歩き、イワナに走られていました。

実際、夏や秋には瀬で大きなイワナが釣れることも多いです。

これを無視していたので、数を伸ばせませんでした。

ポイントに近寄りすぎていた

初心者の頃は、仕掛けを狙ったポイントに投入することができなかったので、ついついポイントに近づいて釣りをしていました。

この原因は、こちらの記事にも書いていますが、私の腕がなかったのと安いサオを使っていたことだと思っています。

渓流用のサオを安い竿からDaiwa源流清瀬に替えて感じた違い

安い竿だと、仕掛けを振り子のように振って遠くのポイントに投入するのが、サオがブレてやりにくいんですね。

ポイントに近づくと、当然ですが、イワナに気づかれやすくなります。

今は、安いサオを転んで折ったことをきっかけに、ダイワの源流清瀬に持ち替えました。

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サオが良かったのか私の腕が上がったのか、遠くから狙おうという意識が芽生えたので数を伸ばせるようになりました。