トマトのてんとう虫対策!無農薬の牛乳スプレーは効果があったのか?
家庭菜園でトマトを植えていると、悩まされるのがてんとう虫です。
我が家では、見るたびに5~10匹のてんとう虫がせっせと葉っぱを食べていて、なんとかならないかと悩んでいました。
トマトは強い植物なので、ちょっとくらい葉っぱを食べられても枯れることはありません。ですが、やっぱり葉っぱを食べられるのは気分が悪いのです。
そこで、てんとう虫対策をしようと思いましたが、子供たちが、もぎたてをその場で食べることを考えると、農薬は使いたくありません。
そんなとき、小学生の娘が学校で聞いてきたのが、「牛乳をトマトの葉っぱにスプレーするとてんとう虫が来なくなる」ということです。
私は、てんとう虫対策に牛乳をスプレーするというのは初耳だったので、効果があるとは信じられなかったのですが、試してみると驚きの効果が得られました。
そこで今回は、トマトのてんとう虫対策に「牛乳スプレー」をご紹介します。
トマトの葉っぱをてんとう虫に食べられると
トマトの葉っぱをてんとう虫に食べられると、上の写真のように穴があきます。
犯人は、正確にはテントウムシダマシといって、てんとう虫とは違うようですが、見た目はてんとう虫にそっくりです。
これを予防します。
牛乳スプレーの使い方
牛乳スプレーの使い方はとっても簡単です。
100円ショップなどで売っているスプレーボトルに牛乳を入れて、それをトマトの葉っぱにスプレーするだけです。
目安として、私が試したときは、1メートル程に成長したトマト2本に100mlをスプレーしました。
牛乳スプレーはてんとう虫対策に効果があったのか
結論として、牛乳スプレーはてんとう虫対策に効果があったのかですが、その効果は私が想像した以上でした。
スプレーした日は、てんとう虫が2本の苗に8匹ほど居て葉っぱを食べていたのですが、スプレーした翌日の同じ時間に見に行くと、てんとう虫は1匹もいませんでした。
私としては効果を疑っていたので、「たまたま居なかったのかも?」と思い、その翌日も、そのまた翌日も見に行ったのですが、てんとう虫は1匹もいませんでした。
他には何も対策をしていないので、これは牛乳スプレーの効果だと思われます。
無農薬で簡単にてんとう虫対策が出来るので、牛乳スプレーはオススメできる対策でした。
牛乳スプレーの効果の持続性
私の試した結果では、晴れた日に牛乳スプレーをして一度乾くと、多少雨が降っても効果は続くと感じました。
というのは、牛乳スプレーをした2日後に雨が降ったのですが、その後もてんとう虫はいなかったからです。
ただ、暑くなるとトマトの成長も早いので、スプレーされていない葉っぱが、次々と出てきます。
この新しい葉っぱには、牛乳スプレーの効果はありません。
なので、我が家の場合には、10日後くらいからてんとう虫が集まりだし、再度牛乳スプレーをすることになりました。
ちなみに、2回目のスプレーの翌日以降も、てんとう虫はいなくなったので、やはり牛乳スプレーは効果があったのだと感じています。
以上のように、トマトのてんとう虫対策に、牛乳スプレーは効果がありました。
無農薬なうえに、スプレーするだけと簡単なので、トマトの葉っぱがてんとう虫(正確にはテントウムシダマシ)に食べられて困っている場合には試してみてください。