【源流釣り】私に起こった恐怖体験ベスト3をご紹介します

源流釣り恐怖体験 アイキャ

まだまだ釣り歴の短い私ですが、源流釣りに行いっていれば、それなりに恐怖を感じた経験はあるんです。

今回は、そのなかのベスト3をご紹介します。

人の不幸は蜜の味といった気持ちでも良いですし、他の人のヤバかった経験から何かを学ぼうという気持ちでも良です。

どうぞお付き合いください。

クマに吠えられた

まず第3位は、クマに吠えられた経験です。

イワナが釣れそうな川を探して林道を歩いているとき、林の中から「ヴォー、ヴォー」と良く分からない音が聞こえてきました。

当時、クマとの遭遇経験のなかった私は、クマが吠えている声だとは気づかずに、「空耳かな?」と思って気にせず歩いていったんです。

すると、その声はどんどん大きくなり、さすがの私も、「ヤバい、クマだー!」と気がつきました。

ですが、私としては、クマと遭遇するのは初めてですから、どう対処して良いのか分かりません。

本来なら、そっと後ずさりしてその場を離れるのが正解だとは思います。

しかし、当時はそんな知識もなかったのでどうすれば良いかが分かりませんでした。ただ、このまま進み続けるのはマズイということだけは感じたんです。

止まって声がする方に目を凝らし、必死にクマの姿を探しましたがその姿は見えません。なのに、クマは林の中から吠え続けます。

どこにクマがいるのかも分からず、ただただ威嚇されていることに恐怖を感じました。

そして、進むことも戻ることもできず、途方に暮れたんです。

何を思ったのか、「進むことも戻ることもできないのなら、クマに逃げてもらおう!」と私は考えました。

けれども、爆竹やロケット花火を持っていません。

そこで、手を叩いて大きな音を出せば、クマもビビって逃げていくのではないかと思い手を叩いてみたんです。

もうバカですね。

もちろん、手を叩いたくらいではクマがビビって逃げてくれる訳はなく・・・、ずっとクマは吠え続けます。

焦っていたのでどのくらいの時間かは分かりませんが、手を叩いているマヌケな私と、吠えるクマとの姿の見えない争いはしばらく続きました。

そんなとき、1台の車が林道を通り過ぎていったんです。

その音でクマが逃げていったのか、車が通り過ぎたあとはクマの声は聞こえなくなりました。

結果、私は無事に帰ることがでたんです。

本当に、「結果よければすべて良し」のような体験で、「あのとき車が通りかからなければ、どうなっていたのだろう?」と今でも思い出すことがあります。

そのくらい怖い体験でした。

崖から滑落しそうになった

第2位は、崖から滑落しそうになった経験です。

私は、たくさんイワナを釣りたいので、人が入りにくい渓流を目指しています。

このときも、「こんなに高低差のあるところを降りれば、釣り人は入っていないから、イワナがたくさん釣れるだろう」と思ったんです。

で、高低差もあるし斜度もあるけれど、木に掴まりながら降りればなんとかなるだろうと判断して降りることにしました。

しかし、「ここを降りればあとは楽勝」と思えた一番の難所で、見事に手を滑らせ落っこちていったのです。

落ちているときは「う~ん、止まらない。マズいな~。」などと冷静に考えていたことは覚えていますが、どのような体勢で滑り落ちたのかは覚えていません。

幸い、5メートルほど滑り落ちたところで木にぶつかり、その木にしがみつくことで滑落は避けられました。

ですが、かなりのスピードで落ちていたので、あの木がなかったらどこまで落ちていたのか分かりません。

また、あそこで怪我をした場合、山奥ですから救助されるのも難しいと思います。

それを考えるとゾッとしますね。

源流釣りの場合、ちょっとした崖を降りて川に入るのは当たり前ですよね?

けれども、その崖を降りるには危険が伴います。

私も、その洗礼を受けました。

今では、この経験から、マズいかな?と思うところは降りなくなっています。

まあ、何事も経験ということですね。

ちなみに、太ももから木にぶつかったようですが、3ヶ月ほど足を曲げると痛みました。

カモシカが落ちてきた

第1位は、カモシカが落ちてきた体験です。

これは、危険という意味ではそれほどでもないのですが、1番恐怖を感じた体験です。

私は、釣りの最中にナラタケというキノコを見つけ、それを夢中で採っていました。

そのとき、後ろから「ガサガサガサー」と大きな音がしたんです。

人間の感覚というのはすごいもので、音が聞こえたとき、「大きな動物が近くに降りてきた」ということが不思議と分かりました。

そして、その瞬間、私は「クマだー。オレ死んだわー。」と思ったのです。

第3位でご紹介したクマとの遭遇体験から、私は、クマ避けの鈴を持ったり、音の鳴るおもちゃの鉄砲を持ったり、護身用にナタを持ったりするようなりました。

ですが、護身用のナタにも手をかけることができませんでした。

死ぬことを覚悟した訳ではないのですが、なんといいますか、瞬間的にいろんなことを諦めたんですね。

人は、本当の恐怖を感じたときに、こんな感情になるのかと思いました。

運良くクマではなくカモシカで、カモシカのほうから逃げてくれたので、私には何の被害もありませんでした。

そして、冷静に考えると、これは危険な体験ではありません。

ですが、瞬間的にいろんなことを諦めたので、私にとってはこれが一番の恐怖体験です。

カモシカが降りてきたのは、私から1メートルほどの距離だったので、もしあれがクマだったら、私はこの文章を書いていないかもしれませんね。