ガスコンロの炊飯機能を使って炊いたコメは本当においしいのか?

ガス炊飯はおいしい?アイキ

ガスで炊いたコメはおいしいと言われていますが、本当なんですかね?

最初に断っておきますが、私はコメ評論家ではありません。一般人です。

そんな私でも、おいしいと感じるのでしょうか?

というか、違いがわかるのでしょうか?

今回は、そんなことを検証してみたいと思います。

検証に使った炊飯器

まずは、どんな炊飯器で比較したかをご紹介します。

電気炊飯器は、東芝のRC‐10HFです。

電気炊飯器の写真

IH炊飯器とはなっていますが、10年ほど前に1万円くらいで買った普通の炊飯器です。

これと比較するガス炊飯鍋は、パロマから発売されている3合炊きの炊飯用の鍋。

ガス炊飯鍋の写真

これをリンナイのRS71W11G14Rという、2012年製造のちょっと高めのビルトインコンロの自動炊飯機能を使って炊き上げます。

電気炊飯器がこだわっていないモデルなので、ガス炊飯が有利かとは思います。

炊きたての味の違い

では、結論に入ります。

まず、炊きたての状態で食べ比べてみました。

ガス炊飯のほうが、コメ一粒一粒がしっかりしていてモチモチ感があるような気はしましたが・・・。

正直な話、それほど味に違いは感じませんでした。

なんといいますか、どちらも普通にウマイといった感じです。

専門家やこだわっている人のレベルになれば、この違いは分かるかもしれません。

ですが、一般人の私には、「炊きたてはどちらもウマイ!」で、あまり変わりはありませんでした。

冷めたときの味の違い

次に、冷めたときの比較です。

こちらは、ガス炊飯のほうがおいしいと感じました。

その理由は、ガスで炊いたコメのほうが、甘味を感じたからです。

ただ、この違い。ガスのほうが冷めたときにもモッチリ感があるので、噛む回数が増えて甘味が引き出されただけのような気もします。

ですが、一般人の私でも、「ガスのほうがおいしい気がする」程度の違いは感じました。

なので、弁当やおにぎりにするときには、ガス炊飯のほうが良いかな?という気はしています。

冷凍してレンジで再加熱したときの違い

次は、炊きたてをすぐにタッパーに詰めて冷凍し、電子レンジで再加熱したときの比較です。

冷凍ご飯の写真

こちらも、ガスのほうが、若干おいしいような気がしました。

ガス炊飯の場合、一粒一粒がしっかりしているような気がします。

これは、冷凍して再加熱しても変わりませんでした。

なので、レンジでチンした場合でも、ガスで炊いたものは、炊きたてのようになったと感じています。

ただ、食べ比べて、「どちらがガスで炊いたものか当てろ」と言われたら、正解する自信はありません。

若干おいしいと感じていますが、一般人の私にはそんな程度の違いです。

寿司にしたときの違い

番外編となりますが、実は私、魚をさばくのが趣味でして、それを使って寿司を握るのにハマっています。

自分で寿司を握る人も少ないとは思いますが、一応、寿司にしたときに感じた違いも紹介していきます。

何度も書いていますが、ガス炊飯のほうが、一粒一粒がしっかりしているように感じています。

これが、寿司にしたときには、とても相性が良いんですね。

素人の私が握っても、コメが口の中でほどけて、寿司屋のシャリのようになります。

なので、素人ながら、「寿司にするならガス炊飯だな!」なんて、プロのような感想を書いておきます。

比較してみるのは楽しい

以上で、電気炊飯器とガスコンロの炊飯機能を使って炊いたコメの違いについて書いてきました。

結論は、ガスのほうがおいしいような気もするが、一般人の私には、それほど違いは分からないという、なんとも曖昧な結論です。

また、炊飯器がこだわりのモデルになったり、コメが変わったりすれば、味の感想も変わると思います。

ただ、ひとつ確実に言えることは、違いを比べてみるのはおもしろいということです。

「ごはんを食べる」という日常的な行為が、ガス炊飯にするだけで、楽しいイベントに変わります。

ガス炊飯鍋はそれほど高いものではありませんし、ガスコンロに炊飯機能がついているなら、試してみるのもおもしろいと思いますよ。