ココットプレート愛用者がラ・クックグランを使ってみた正直な感想
私は、リンナイのガスコンロを使っているので、グリル調理器はココットプレートを愛用しています。
その使用感にはとても満足していて、過去に以下のような記事も書いています。
リンナイのココットプレート使ってみて「ここが良い!」と感じたポイント
【ココットプレートの感想】買ってから1年経った今も使っているのか?
ですが、仕事でガスコンロの販売などを担当しているので、勉強のためにどうしてもパロマのラ・クックグランを使ってみたかったのです。
そこで、ラ・クックグランを自腹で購入し、パロマのガスコンロを使っている妹の家で試してみました。
(リンナイ製のガスコンロでは、パロマ製のラ・クックグランは使えません)
今回は、そのときに感じた、正直な感想を書いていきます。
専用ハンドルが便利
最初に感じたことが、ラ・クックグランの専用ハンドルが使いやすく、とても便利だということです。
私が愛用しているココットプレートには、専用ハンドルがありません。
そのため、フタを外すときはミトンのような厚手の手袋をハメなくてはいけないのですが、フタを外すためだけにミトンを両手にハメるのって、結構面倒なんです。
まあ、私は、下の写真のようにフタを外すときは、フライ返しで強引に外していますが・・・。
それでも、本体をグリルから取り出して食卓に持っていくときには、ミトンが必要になります。
それに対して、ラ・クックグランには専用ハンドルが付いています。
それを使えばフタは簡単に外せますし、本体も簡単にグリルから取り出せます。
実際に使ってみると安定感があり、これなら、アツアツのまま簡単に食卓に持っていけると感じました。
私としては、ココットプレートを運ぶためだけに、ミトンを両手にはめるのは面倒だったので、「何か良い道具があれば・・・。」と考えていたんです。
ラ・クックグランにはこの不満がないので、その点は圧倒的に優れていると感じました。
ラ・クックのように小さくない
実は私、パロマの従来品「ラ・クック」は小さすぎると思っていました。
だって、サンマを入れたら、下の写真のような感じですよ。
頭を落とすか、半分に切らなければ、絶対に入りません。
ですが、サンマの塩焼きは「頭付きのまま丸ごと焼いたほうが見栄えが良い!」という変なこだわりが、私にはあります。
なので、ラ・クックはイマイチだと思っていました。
しかし、ラ・クックグランなら、サンマはまるごと焼けます。
この、サンマがまるごと入るラ・クックグランの登場により、パロマのグリル調理器の「小さすぎる!」という、イマイチなポイントは解消されたと感じました。
様々な料理に使える
ココットプレートとラ・クックグランは、長さはほとんど同じで、上で書いたように、どちらもサンマがまるごと焼けます。
しかし、よく見ると、深さが違うのです。
左がラ・クックグラン、右ココットプレートがです。
ココットプレートはほぼ平らなのに対して、ラ・クックグランは4センチの深さがあります。
この深さの違いからか、作れる料理のレパートリーが変わるのです。
どちらかというと、ココットプレートは、焼き魚や焼き野菜などの焼き物が中心。
それに対して、ラ・クックグランは焼き物はもちろん、グラタンやチーズケーキなんかも作れます。
【ココットプレート】【ラ・クック グラン】焼きそばを作り比べて分かった違いの記事でも書いていますが、焼きそばも2人前作れますしね。
なので、ラ・クックグランのほうがマルチに使えるという印象を受けました。
ラ・クックグランのほうが気に入った
というわけで、ココットプレート愛用者がラ・クックグランを使ってみた感想を書いてきました。
まとめると
・専用ハンドルが便利
・「ラ・クックは小さい!」という不満を解消している
・作れる料理が多い
という印象です。
で、この印象を受けて、ラ・クックよりはココットプレートのほうが良いけど、ラ・クックグランと比べるとココットプレートは負けたかなというのが正直な感想です。