源流イワナの刺身!残った皮をおいしく食べる方法
イワナを刺身で食べたあと、残った皮を捨てていませんか?
それは非常にもったいないです。
その理由は単純で、イワナの皮はおいしいから。
私は、冒頭の写真のように、イワナ釣りの最中、現地で刺身にして食べることも多いのですが、そんなときでも、もったいないので残った皮を持ち帰るほどです。
そこで今回は、イワナの皮のおいしさと、オススメの料理をご紹介します。
イワナの皮はおいしい
繰り返しになりますが、イワナの皮はおいしいです。
私がこれに気付いたのは、イワナの塩焼きを食べたときのこと。
いつもは皮ごとかぶりつくのに、ふと、身だけ味わってみようと思いました。しかし、皮を剥がして食べてみたところ、なんだか物足りないと感じたんです。
それで、逆に皮だけ食べてみたら味が濃いんですね。
好みはあると思いますが、イワナの皮は味が濃く、旨みが詰まっていると感じています。
刺身にするとどうしても余る
そんなおいしいイワナの皮ですが、刺身にするときは皮を剥ぐので、どうしても残ってしまいます。
なので、これを捨ててしまう人も多いのではないでしょうか?
実際、以前は私も捨てていました。
今考えると、知識がなかったせいでもったいないことをしたなぁと後悔しています。
揚げ物にするのが旨い
では、余ったイワナの皮は、どう料理すればおいしく食べられるかです。
私は、天ぷらや素揚げなどの、揚げ物がおいしいと思っています。
天ぷらは、衣のフワフワとした食感とほのかな甘み、そして最後にイワナの旨味を感じます。
私はこれが大好きです。
が、小学生の娘も大好きなので、私の口にはほとんど入りません。身の部分も天ぷらにしますが、先に皮の天ぷらを食べられてしまいます。
素揚げは、パリパリとした食感と、嚼めば嚼むほど旨味が出てくる感じで、酒の肴には最高です。イワナの皮って、こんなに味が濃いんだなあと感じることもできます。
そもそも、イワナの刺身を食べる機会が少ないとは思いますが、チャンスがあったら、ぜひ皮も食べてみて下さい。
残った頭や骨も食べる
ちなみに、刺身にすると頭や骨も残ってしまうのですが、これも揚げ物にすると良い酒の肴になります。
160℃の油で、カリカリになるまで揚げればおいしく食べられるんです。
これも作れば、刺身・皮の天ぷら・頭や骨の素揚げで、贅沢なつまみが3品できます。
安全には注意しなくてはいけませんが、源流域のきれいな流れで釣った新鮮なイワナが手に入ったら、ぜひお試し下さい。