ココットプレートを買う前に知っておきたい!不満に感じるポイント
今回は、ココットプレートを実際に使ってみて、「ここは不満だ!」と感じたポイントを書いていきます。
メーカーのホームページやカタログって、基本、良いことばかり載っているのですが・・・。
何かを購入する場合、良い面ばかりでなく、悪い面も知っていたほうが、後悔しないと思うんです。
私としては、実際に使ってみて「買って良かった!」と感じています。ですが、不満に思う点も、少なからずありました。
これを紹介することで、買うときの判断材料にして頂ければと思っています。
ミトンを使わなくてはいけない
ココットプレートには、フタを外したり、本体をグリルから取り出すときに使う専用の道具がありません。
そのため、焼きあがったあと、フタを外すときや、ココットプレート本体をグリルから取り出すときに、ミトン(厚手の手袋)を使わなくてはならず、それが面倒に感じました。
しかも、片手にミトンをしただけでは持ちにくいので、両手にしなくてはいけないんです。
(握力が強ければ、片手でも大丈夫だとは思います)
この点に不満を感じています。
パロマから販売されている同じような商品に「ラクック」がありますが、こちらは専用のハンドルが付属しています。
なので、ミトンをはめる手間がありません。
これと比較すると、「フタを外すときだけでも、ミトンを使わなくてもすむアイテムがあればなあ!」と感じてしまいます。
まあ、フタを外すだけなら、下の写真のように菜箸を突っ込めば、かなり強引ですがなんとかなります。
しかし、不安定なため、ヤケドの危険があるのでオススメはできません。
「簡単にフタが取り外せて、そのまま魚も取れるようなアイテムがあれば、もっと便利なのになあ」と感じました。
2019年12月4日追記
ココットプレートのフタを外すときは、フライ返しを使えば便利なことに気がつきました。
詳しくは【ココットプレートの蓋の外し方】試したなかで1番ラクな方法の記事で書いています。
このまま食卓に出しにくい
ココットプレートのまま食卓に出しにくいことにも、若干ですが不満に感じています。
これは、個人の感覚なので一概には言いにくいのですが、ココットプレートって、「いかにもグリルの中で使うもの」という見た目なんですよね。
ビールを添えてみたのですが、イマイチです。
なので、「このまま食卓に出すのはどうかな?」と思ってしまいます。
これもパロマ比較しますと、ラクックには様々な色がありますし、専用の木製プレートもあります。
どんな料理かにもよりますが、木製プレートに乗せれば、そのまま食卓に出してもおしゃれな感じがするんです。
実際、メーカーも「ラクックのまま食卓に出せます!」とアピールしています。
リンナイにも、食卓に出しやすいおしゃれなプレートがあれば良いのになあと感じました。
洗い物が減らない
洗い物の数が減らないのも、不満に感じているポイントです。
もちろん、グリルを使うたびに、上の写真のグリル扉や、グリルの中まで掃除する方には、掃除の手間はかなり減ります。
ですが、私のような、「グリル扉やグリルの中は、食品に直接触れる部分ではないから汚れていても気にならない」というルーズな性格だと、毎回の洗い物の数には違いがないんです。
具体的に言いますと、ココットプレートを使った場合、本体・フタ・皿の3点になります。
ココットプレートがない場合でも、焼き網・グリル皿・皿と同じく3点で、洗い物の数は減らないんですね。
(焼き網を洗うよりは、ラクになります)
これが、ココットプレートのまま食卓に出せるデザインですと、皿を洗う手間が減ります。
私は以前、パロマの営業マンに、「ラクックなら皿を洗う手間がなくなりますよ!」と言われた経験もあるので、洗い物の数が減らないのには、不安を感じました。
フタの汚れが落ちにくい
最後にご紹介するのが、フタの汚れが落ちにくいということです。
ココットプレートは、直火が届くようにと、フタに大きな穴があいています。
ここから飛び散った油も、バーナーの火で焼かれるので、グリル庫内にはほとんどつかないと言われています。
ですが、フタの表面には飛んだ油が付着し、それがバーナーで焼かれるので、焦げたような汚れが付いていました。
これが、着色汚れのようになっていて、かなり強くこすっても落ちないんです。
正直な話、ベタっとした汚れではなく、着色汚れのような感じですし食品に触れる部分ではないので、私自身はまったく気にしていません。
ですが、几帳面な方ですと、この点も不満に感じるのではないかと思っています。
不満はあるが後悔はしていない
以上のような不満はありますが、使って見るとメリットも大きかったので、買ったことを後悔はしていません。
ご参考に、ココットプレートを使ってみて、「ここが良い!」と感じたポイントについてはこちらの記事で書いています。
リンナイのココットプレート使ってみて「ここが良い!」と感じたポイント
また、ココットプレートを使ってから1年後の感想は、こちらの記事で書いています。