ビルトインコンロを買い替えに行くとき!事前に調べておくべきこと
ビルトインコンロは、システムキッチンに埋め込むように設置するので、キッチンに合わないと、せっかく買っても取り付けができなかったりします。
このため、「わざわざ買いに行ったのに、どのコンロが合うかが分からず買えなかったー」となりがちです。
現在どんなコンロを使っているか、あなた自身が詳しく説明できれば、このようなことにはならないのですが・・・。
自分がどんなコンロを使っているのかを、しっかりと把握している人って少ないんですね。
そこで今回は、ビルトインコンロを買いに行く前に調べておくと、購入がスムーズになることを書いていきます。
言い換えると、「これを調べておけば、安心してビルトインコンロが買えますよ!」という情報です。
写真が簡単
調べると書きましたが・・・。
いまの時代、スマートフォンで簡単に写真が撮れるので、写真を撮っておくのが1番ラクだと思います。
それで、どんな写真が必要かといいますと、まずはコンロ全体の写真です。下の写真のような感じですね。
次に、トッププレートが分かる、上から撮った写真が欲しいです。
それと、メーカー名が入ったところの写真があれば、もっと良いです。
上の写真の赤丸の部分をアップで撮ってもらえれば、メーカーと型番が分かるので安心です。
最後に、ビルトインコンロ底面の写真です。
コンロの下は、たいてい鍋や調味料を収納できるようになっています。
そこに、ガスの元栓やホースなどがありますから、その写真も撮っておいてください。
以上の写真を店員に見せれば、「せっかく買ったのに合わなかったー!」は、ほぼ無くなるでしょう。
ということで、この記事は終わりにしたいのですが、実は、写真だけでは分かりにくいことがあるんです。
トッププレートの幅
写真だけでは分かりにくいことが、トッププレートの幅です。
トッププレートの幅とは、下の写真の黄線で示した長さになります。
ビルトインコンロには、この幅が60センチのものと75センチのもの、2種類あるんです。
まあ、60センチ幅でも75センチ幅でも、取り付けはできるので問題はないのですが…。
現在60センチのコンロを使っているのに、75センチのコンロに変えると、作業スペースが狭くなるという問題があります。
逆に、75センチのコンロから、60センチのコンロに変えると、見た目がショボく見えたり、大きな鍋が置きにくくなったりします。
なので、60センチ幅のコンロなら60センチに、75センチのコンロなら75センチに変えたほうが良いんですね。
正直な話、写真を見れば、どちらのタイプなのかはなんとなく想像できますし、写真から型番が分かれば幅は分かります。
しかし、型番が消えていたり、写真の角度によっては幅が分かりにくかったりするので、実際に測っておくと安心です。
写真を撮ったあとにでも、トッププレートの幅を測っておいて下さい。
ガスオーブンがある場合
ビルトインコンロの下にガスオーブンが設置されているときには、オーブンのメーカーと型番も必要になります。
というのは、コンロ下のガスオーブンとビルトインコンロは接続されているからです。
このため、ガスオーブンにあったコンロでなければ、設置できません。
これもコンロの写真だけでは分からないので、調べておいてください。
事前に調べると無駄にならない
以上で書いてきた、
・複数の写真を撮る
・トッププレートの幅を測る
・オーブンがある場合は、メーカーと型番を調べる
を事前にして頂ければ、「わざわざ買いに行ったのに、どのコンロが合うかが分からず買えなかったー」はなくなるはずです。
まあ、よほど特殊な場合には、これだけ調べても「1度下見に行きたいです」となるかもしれませんが・・・。
私の経験では、これらの情報があればかなりの確率で大丈夫です。
無駄足をしないためにも、調べてから買いに行ってください。