【ガスコンロ】吹きこぼれたあと火がつかない!どうすれば直るのか
「吹きこぼれたあとにガスコンロがつかなくなった!」と困っていませんか?
私は、ガスコンロの修理を仕事にしているので、「吹きこぼれが原因で火がつかなくなった」と言われて、修理に行くことも多いです。
ただ、正直な話、ガスコンロは1回の吹きこぼれくらいでは、部品が壊れることはまずありません。
ちょっと掃除をすれば、簡単に火がつくようになるんです。
それなのに、修理を依頼すれば、お金がかかってしまいますよね?
そこで今回は、吹きこぼれて火が点かなくなったときの対処法をご紹介します。
修理を依頼する前に試してみてください。きっと、火がつくようになりますよ。
吹きこぼれたあとに火がつかなくなる原因
吹きこぼれたあとに火がつかなくなる原因は、バーナーかバーナーキャップが濡れていることです。
下の写真の矢印で指した部分ですね。
なので、ここの水分を拭き取ってあげれば直ります。
バーナーキャップを外すのがポイント
ただし、水分を拭き取るといっても、バーナーキャップを外して拭かなければ意味がありません。
吹きこぼれで火がつかなくなる場合、バーナーとバーナーキャップの間に水が入ってしまっていて、ガスが出にくくなっているんです。
ですので、バーナーキャップを外して、バーナーとバーナーキャップの水分を拭き取ってください。
実際のやり方
では、具体的なやり方を説明していきます。
まずは、バーナーキャップを外します。
バーナーキャップが外れないと思っている方も多いのですが、下の写真の赤の矢印で示した黒い部品と、黄色の矢印で示した銀色の部品は、別の部品になっています。
ですので、黒い部分を下の写真のように持って、揺らしながら持ち上げると、バーナーキャップが外れます。
念の為に説明しておくと、バーナーキャップを外したからといって、ガスが漏れることはありません。安心してくださいね。
それで、バーナーキャップを外すと、下の写真のように、銀色のバーナー部分が見えてくるはずです。
そのとき、下の写真のように、バーナーを手で触ってみてください。
濡れていませんか?
濡れている場合には、ここの水分をキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。
次に、外したバーナーキャップです。
こちらは、食器用洗剤などで洗って汚れを落とし、水分を拭き取って下さい。
このとき、矢印で示したギザギザの部分に水分が残りやすいので、この部分の水分を丁寧に拭き取りましょう。
バーナーとバーナーキャップが綺麗になったら、再び、バーナーキャップを元の位置に戻します。
戻すときは、下の写真のようにバーナーキャップ浮いていると火がつきません。
きちんとハマる位置に戻してください。
ここまでやれば、火がつくようになるはずです。