ガスコンロのレンジフード連動機能を付けなくて後悔した話

レンジフード連動 アイキャ

ガスコンロを点火すると、レンジフード(換気扇)が自動で動いてくれるレンジフード連動機能。

私は、ガスコンロを買うときに、「そんなに便利な機能はいらない!」と考え、連動機能ナシのコンロを購入しました。

しかし、この判断を最近後悔しています。

「なぜ後悔しているか?」

今回は、その理由を記事にすることで、現在、レンジフード連動機能を付けるか迷っている方の参考にして頂ければと思っています。

私がレンジフード連動機能はいらないと考えた理由

まずは、私がどうしてレンジフード連動機能が必要ないと判断したかについてご紹介します。
(失敗の理由ですね)

私が、レンジフード連動機能が必要ないと感じた最大の理由が、「換気扇なんて、ボタン押すだけじゃない?」と考えたからです。

ガスコンロを使うときに、換気扇のボタンを押すことって、そんなに手間ではないですよね?

その、たいした手間ではないものを省くために、1万円ほど高いレンジフード連動機能付きのガスコンロを買う必要性を感じなかったのです。

また、私がガスコンロを買うときは、レンジフードを買い換える予定はありませんでした。

そして、我が家で使っていたレンジフードは古いもので、レンジフード連動機能は付いていなかったのです。

なので、

・レンジフードのボタンを押すという簡単な動作を省くために1万円は出せない
・そもそもレンジフードに連動機能がついていないから連動できない

という理由で、機能ナシのタイプを選びました。

後悔しはじめた理由

ですが、この当然とも思える判断を、最近後悔しはじめたのです。

その理由が
・レンジフード連動機能は便利
・レンジフードの寿命が近い
ということです。

順に説明しますね。

レンジフード連動機能は便利

レンジフード連動機能は、ガスコンロを点火するときだけではなく、消したときにこそ、その便利さを発揮するのです。

どういうことかと言いますと、コンロを消した数分後に換気扇を止める機能が付いているので、換気扇を消し忘れることがなくなるんです。

料理が終わったあと、キッチン内には湿気やニオイが残っているので、しばらく換気扇を回しておこうと思うことはありませんか?

私は、「湿気やニオイが抜けるまで、もう少しだけ換気扇を回しておこう!」と思い、換気扇を止めないことがよくあります。

そして、換気扇を回していることをすっかり忘れ、止め忘れるのです。

これ。夏は問題にならないのですが、冬は問題になります。

なぜなら、冬に換気扇が無駄に回っていると、部屋の暖かい空気をどんどん外に排出するので、部屋が寒くなるからです。

「なんか寒いなー!」と思うと換気扇が回っているんですね。

こうなると、寒さを感じるだけでなく、無駄に光熱費もかかってしまいます。

私は、光熱費を節約したいと思うタイプなので、これが意外にストレスになるんです。

それが分かっているのに、料理が終わった直後は湿気やニオイが残っているので、「もう少し換気扇は回しておこう!」となり、結果、消し忘れます。

「レンジフード連動機能があれば、止め忘れることがないのになぁ・・・。」と思ったとき、やっと連動機能の便利さに気づきました。

レンジフードの寿命が近い

レンジフード連動機能の便利さに気付いたころ、レンジフードから変な音がするようになり、吸い込みも悪くなってきました。

なんとなくですが、そろそろ寿命かな?という感じになってきたのです。

「買い換えなければダメかな?」と考えたとき、「レンジフード連動機能のないガスコンロを買ってしまったー」と思い出しました。

そう。

私は、もし連動機能付きのレンジフードを買ったとしても、ガスコンロが対応しないため、ガスコンロを買い換えなければ連動機能は使えないんです。

ガスコンロを買い換えられない理由

「それなら、ガスコンロごと買い換えれば良いんじゃない?」という声が聞こえてきそうですが・・・。

それもまた、もったいない感じがするのです。

というのも、私がガスコンロを買ってから6年ほど経つのですが、まだまだガスコンロは使えそうだからです。

私はガス会社に勤務しているので、見栄を張って、ちょっと良いガスコンロを買いました。

おかげて、天板がガラス素材のため、6年経った今でも、下の写真のように見た目はキレイなんですね。

トッププレートの説明写真

加えて、仕事でガスコンロの修理をしているため、少しくらいの故障なら自分で修理ができてしまいます。

そうなると、今使っているコンロはまだまだ使えるんです。

コンロを買い換えるのはもったいないと感じます。

レンジフード連動機能付きにしておけば良かった

それで、ガスコンロの寿命がどれくらいかというと、先日ガス器具メーカーのパロマの展示会に行ったところ、平均で15年ほど使っているという表示がありました。

ということは、私の場合、まだ6年しか使っていないので、あと10年近く使える計算になります。

つまり、無理してガスコンロを買い換えない限り、あと10年はレンジフード連動機能を使えないということです。

ガスコンロを買うときに、そんな先のことまで考えていませんでした。

この短期的な視点での、「ガスコンロに連動機能は必要ない」という判断は失敗だったと後悔しています。

10年先まで考えて決めるべき

以上、私が失敗したと感じた理由について書いてきました。

ただ、このような失敗は私だけではないんです。

私は、レンジフードの販売や交換も仕事にしているのですが、私と同じように、ガスコンロが対応していないため連動機能を使えないということが、お客さんにも結構あります。

やはり、連動機能を付けるかの判断に、10年とか15年先のことは考慮しないんですね。

けれども、その結果、私のように後悔することになります。

ここまで、この記事を読んで頂けたあなたには、10年とか15年先まで考えて、レンジフード連動機能を付けるかを判断して頂きたいと思います。