アリメツを使うときの注意点!実際に使用して気がついたこと
アリメツは、家の中に入ってくる小さなアリ退治にはとても効果があります。
そのことは、以前こちらの記事で書いています。
家に侵入する小さなアリ退治に!恐ろしいくらい効果的だったアリメツをご紹介
本当に効果的な商品ですが、実際に使ってみると、気をつけるべきポイントがあることにも気が付きました。
そこで今回は、アリメツを使うときに気をつけたいポイントをご紹介します。
アリメツを切らさないように注意する
まず、最も気をつけたいポイントが、アリメツを切らさないように注意すること。
なぜなら、アリメツを切らすと、仕掛ける前よりも大量のアリが部屋をウロウロすることになるからです。
アリは、エサを見つけて持ち帰るとき、匂いを残して仲間に教える習性があるようで、アリメツを仕掛けると、それまでよりも大量のアリが家の中に入ってきます。
一時期にですが、仕掛ける前よりもアリが多くなってしまうんですね。
この時にアリメツを切らすと、アリメツを目指して家の中に侵入してきたアリたちが、「エサがなくなってる!」となり、部屋中でエサを探し回ることになります。
結果、大量のアリが部屋を歩き回ることになってしまうのです。
実際に私は、アリメツを切らした経験があります。
アリメツを仕掛けてすぐに外出したので、アリメツが無くなってしまったんですね。
そのせいで、家に帰ったとき、「アリメツを仕掛けたのに、なんでこんなにアリがウロウロしているんだ?」となってしまい、アリメツを切らしたことを後悔することになりました。
この経験をしてから、アリメツを切らさないように注意するべきだと感じています。
では、アリメツをどのくらいの頻度で注ぎ足すべきかといいますと、付属の白いトレーを使う場合、最初は30分くらいで一度様子を見る方が良いです。
私の経験では、白いトレーを使っても2時間くらいは大丈夫ですが、巣の規模によっては大量のアリがやってくる可能性があります。
また、仕掛け始めが1番多く集まるのです。
なので、最初は早めに注ぎ足していたほうが安心なんですね。
もし仕事などですぐに注ぎ足せない場合には、付属のトレーよりも大きめの皿にアリメツを仕掛けたり、広げたラップの上にたくさんアリメツを垂らしておくと良いでしょう。
侵入口のすぐ近くに置く
アリメツは、その場でアリを殺したりアリの侵入を防いだりする殺虫剤ではなく、アリに殺虫成分のある液体を巣に持ち帰ってもらうことで、巣ごと全滅させるタイプの殺虫剤です。
そのため、アリメツを仕掛けているあいだはアリを追い出してはいけません。アリを招き入れて液を吸わせ、そのままお帰りいただく必要があるんです。
つまり、対策中はアリが家に入ってきても、見て見ぬふりをしなくてはいけません。
このとき、アリが部屋の中を歩く距離が長くなれば長くなるほど、目に付きイヤになります。なので、アリメツは、アリが侵入してくる場所のすぐ近くに置くのがベストです。
私の場合だと、まずはアリがたくさんいるところにアリメツを仕掛けます。
すると、アリメツに大量のアリが集まりだすので、アリの行列の様子がよく分かるようになります。どこから来てどこに帰っていくかが分かりやすくなるんです。
そうやって侵入口を見つけたら、アリメツを侵入口の近くに移動します。
こうすれば、アリたちは、侵入口から入ってきてすぐにアリメツを吸ってそのまま帰っていくので、アリが部屋を歩く距離が短くなります。
アリが目につかなくなるので、見て見ぬふりがしやすくなるんですね。
このような理由で、アリメツは侵入口の近くに置くことをオススメしています。
家の外にアリの侵入経路がないか探してみる
アリメツを仕掛けると、「エサがあるぞ!」と聞いたアリたちが、行列をつくって大量に家の中に侵入してくることになります。
ということは、外にある巣から家に入る侵入口にも行列ができている可能性があります。
なので、家の周りを探してみると、どこから家に入ってくるのかも見つけられる場合があります。
私の場合、下の写真のようなはっきりとしたアリ道があったので、アリメツを使うまでもなく侵入口は発見できました。
ですが、これほどはっきりしたアリ道がなくても、侵入口は発見できる可能性があると感じています。
というのは、観察してみると、アリメツを仕掛けているとき、たくさんのアリが行列をつくって家に侵入していたからです。
このような侵入口を見つけたら、アリメツでの駆除が終わったあとに侵入口を補修材で埋めておけば、来年からは侵入されなくなるかもしれません。
私は、昨年までこのことに気付けなかったので今年もアリの侵入を許してしまいましたが、来年に向けて対策をしようと考えています。
アリメツが効果的だったアリの特徴はこちらの記事で書いています。