登山・山菜採り・渓流釣りに!私が使っているオススメできるGPSアプリ

山旅ロガー紹介アイキャッチ

登山や山菜採り、渓流釣りなどで山に入るとき、スマホにGPSアプリを入れておけば遭難防止に役立ちます。

とは言っても、「登山 GPSアプリ」と検索すると、たくさんのアプリが出てくるので迷いますよね?

そんなあなたへ、私が5年以上愛用している山旅ロガーGOLDというアプリをご紹介します。

私のように、余計な機能は無くても良いから、簡単に自分の現在地が地図上のどこかを知りたい方にはオススメですよ。

(ただし、このアプリはアンドロイド専用でiPhoneの方は使えません。iPhoneの方はスイマセン)

山旅ロガーGOLDを愛用している理由

では早速、どうして山旅ロガーGOLDを5年以上愛用し、オススメするかですが、

  • 圏外でも地図上に現在地を表示してくれる
  • 操作が簡単
  • GPS情報が正確
  • 電池の消耗が少ない
  • 帰ってからログが確認出来る
  • 買い切りのアプリである

代表的なお気に入りのポイントを上げると、以上になります。

それでは、以下で各ポイントについて解説していきます。

圏外でも地図上に現在地を表示してくれる

スマホで現在地を表示させたいとき、心配なのが圏外でも使えるのか?だと思います。

このアプリは、姉妹アプリの地図ロイドをインストールし、事前に地図情報をダウンロードしておけば、圏外でも地図上に現在地を表示してくれます。

実際、私が釣りに行く渓流のほとんどは、電波が届きません。なので、電池の節約も兼ねて機内モードにしています。

(仕事の電話が入って気分を損なうのがイヤなのもあって、機内モードにしているのは内緒です)

それでも、まったく問題なく使えています。

そのため、携帯の電波が届くかは、気にする必要がありません。

地図情報をダウンロードするといっても、事前に電波があるところで地図ロイドを起動し、地図を見るだけです。表示させただけで、見た場所の地図を勝手にダウンロードしてくれます。

山に入る前に、行く場所の地図を見るだけなので、下調べついでにダウンロードできるんですね。(実は、この時間が楽しかったりもします)

ですから、ダウンロードすると言っても、手間には感じません。

操作が簡単

山旅ロガーGOLDは、自分の現在地を地図上に表示するだけなら、操作がとても簡単です。

使い方は、まず、アプリを起動します。すると下の画面になります。

山旅ロガー測定開始画面の画像

ここで、黄色い丸で囲んだ測定開始を押します。

このボタンを押すと、電池節約のためか、アプリが画面上から消えて、バックグラウンドでGPSのログを取り始めます。

現在地を地図上で確認するには、再度アプリを開きます。すると、下の画面になります。

山旅ロガー 地図を表示するための画像

ここで、黄色い丸で囲んだ地図ロイドのボタンを押すと、アプリがGPSで現在地を特定でき次第、地図上に表示してくれます。

つまり、
1アプリを起動
2測定開始を押す
3再度開く
4地図ロイドのボタンを押す
の4つの操作で現在地を把握できるんです。簡単です。

多分、便利な機能はいろいろ付いています。が、地図上に現在地を表示するだけなら、これだけです。

自慢にはなりませんが、私はその他の機能をほとんど使いこなせておりません。

それでも、現在地を表示してさえくれれば良いので、この4つの操作で十分満足しています。

GPS情報が正確

お使いのスマホのGPS性能にもよりますが、かなり正確に現在地を表示してくれます。

例えば下の画像です。

山旅ロガー 実際のログの画像

これは、私が八甲田の箒場帯ルートにバックカントリースノーボードに行ったときのログです。

この日は3月で、登山道は雪で埋まっていました。ですが、山頂付近だけは登山道がはっきりしていたので、登山道を歩ています。

画像の中央の山頂付近では、私の歩いた軌跡を示す赤い線と、登山道を示す黒い点線がほとんど一致していますよね?

これを見ると、寸分違わずとまでは言えませんが、かなり正確に現在地を特定していることが分かります。

電池の消耗が少ない

スマホでGPS機能を使うと、電池の消耗が気になりますが、このアプリは電池の減りが少ないです。

私は渓流釣りで、山の中で1泊して釣りをしたことがあります。

その時、行き道・1日目の釣行・2日目の釣行・帰り道と、合計10時間半も山旅ロガーを使いましたが、電池の心配は要りませんでした。

正確には記憶していませんが、10時間半使っても、半分近く残っていたと思います。

ただ、その使い方として、機内モードで使用していましたし、現在地を確認したいときだけ画面を表示させました。また、寝るときは、電源を切っていたと記憶しています。

このため、電池の減りが遅かったことが考えられます。

ですが、八甲田でのバックカントリースノーボード・日帰りの渓流釣り・キノコ採りなどで使っていますが、電池が減って困った記憶は、5年以上使用して一度もありません。

帰ってからログが確認出来る

無事に帰ってから、自分が通ったルートを確認できることも、このアプリの良さです。

行った場所はだいたい把握しているつもりですが、スノーボードで林の中を滑っていたりすると、正直な話、正確には分かっていないんです。なんとなくの方向感覚で滑っているんですね。

そんなとき、家に帰ってログを確認すると、「こんなルートを滑っていたんだ」と驚くときもあります。

また、ログにはその場所にいた時間も残っているので、登りに何時間、滑りに何分なんていうのも分かるので面白いです。

買い切りのアプリである

このアプリは有料ですが、買い切りのアプリです。

買い切りのアプリなので、一度買ってしまえば、毎月支払う必要はありません。その点も魅力として感じています。

価格は、私が買った当時は300円だったと記憶していますが、この記事を書いている2018年4月現在は400円になっています。

私が購入したのは5年以上前で、携帯を機種変更しても継続できています。5年以上、山での遭難のリスクを減らせるのに300円とは、格安の買い物だったと思っています。

ちなみに、現在地を表示するのに一手間必要ですが、山旅ロガーという無料版のアプリもリリースされているので、そちらで試してから有料版の山旅ロガーGOLDに切り替えるのも良いでしょう。

私も最初は無料版を試しましたが、現在地を把握できる手軽さを求めたのと、よくぞこんなアプリを作ってくれたという感謝の気持ちから、開発者を応援したくて有料版に切り替えました。

注意点もある

以上、私が山旅ロガーを愛用し、オススメする理由を書いてきました。

お伝えしたとおり、かなり便利なアプリですが、何点か注意したいこともあるので、最後に注意点を書いておきます。

まず1つ目は、このアプリに完全に頼らないようすることです。かなり便利なアプリですが、スマホが壊れたり落としたりする可能性もあるので、これだけに頼るのは危険です。

私は、予備のGPSとしてポケットカーナビを用意していますし、初めての場所では、紙の地図やコンパスも持参しています。

2つ目は、地図ロイドというアプリもインストールしないと、地図を表示してくれないことです。山旅ロガー自体はGPSで位置を記録するアプリですので、地図ロイドがないと地図を表示できません。

3つ目は、事前に地図をダウンロードしておくことです。自分が使いたい縮尺は、すべて事前にダウンロードして下さい。

ダウンロードの仕方は、上でも書きましたが、地図ロイドで行く予定の場所を見ておくだけです。そのとき、自分の使いたい縮尺はすべて見るようにして下さい。これを忘れると、圏外で地図が表示されません。

私は、機種変更をしたときにダウンロードをしてあるものだと勘違いして、現地で地図が表示できなかったことがあります。ので、出発前には確認しておくことをオススメします。

4つ目は、山歩きを終わったあとにアプリを終了するのを忘れがちなことです。

忘れても問題はないのですが、家に帰るまでログを取り続けると損をした気分になります。

山歩きが終わったら、山旅ロガーも終了させましょう。

以上の点に注意しながら使えば、山旅ロガーGOLDは遭難のリスクを確実に減らしてくれます。