電気圧力鍋を使って鳥のレバーの低温調理に挑戦した感想

「低温調理」って試したことはありますか?

素人が作っても美味しいという評判は聞きますが、正直なところ作るのが難しいイメージがあったので、私自身、試してはいませんでした。

ですが、低温調理ができる電気圧力鍋、【ティファール】ラクラクッカーコンパクトを買ったのを機に、鳥のレバーを使って低温調理に挑戦してみることにしたんです。

初めてが鳥のレバーとか、いきなりハードルを上げすぎた感じもありますが…。

今回は、このときの体験から、実際に自分で低温調理を試してみた感想とレシピを紹介していきます。

お店のような料理に仕上がった

まず、実際に食べてみた感想から書いていくと、素人の私がはじめて作ったのにも関わらず、かなり上手くできました。

後で詳しく述べますが、生食による食中毒が怖かったので、「温度は高め、時間は長め」に設定したので、期待した「レバ刺し」のような食感は出ませんでしたが…。

それでも、焼きすぎたレバーのようなモサモサ感はなく、しっとりとした半生の食感で食べやすかったです。

調理がおわったところ

調理前の味付けもせずに、出来上がってから「ゴマ油・塩・ネギ」と「わさび醬油」をつけて食べただけなのに、つまみとしては文句ナシでした。

たまたま完成したときに友人が遊びに来たので、一緒に試食すると、「すごく旨い!」と言ってくれました。

自分で言うのも照れますが、お店で食べるような料理に仕上がったと思っています。

低温調理は思っていたより簡単

さて、このお店で食べるような料理に仕上がった鳥レバー、実はメチャメチャ簡単にできました。

低温調理の面倒なところとして、温度管理が考えられますよね?(例えば、65℃で1時間キープみたいなことです)

けれども、私は電気圧力鍋の低温調理機能を使ったので、ボタンを数回押すだけでした。

あとは、電気圧力鍋が勝手に温度管理をしてくれますから、出来上がりの時間を待つだけです。

「あっ、低温調理ってこんなに簡単にできるんだ!」と驚きました。

これほど簡単なら、「これからいろいろな食材で低温調理を試してみよう」と思ったくらいです。

実際のレシピを公開

では、実際にどのようにして低温調理の鳥レバーを作ったのかを紹介します。

買ったのはスーパーで売っている普通の鳥レバーです。

買ってきた鳥レバー

今回買ったものは、レバーとハツ(心臓)がミックスになっていたので、レバーとハツに切り分けました。

レバーとハツに切り分けた

レバーに血が付いていたのが気になったので、さっと洗って、水分をふき取ります。

水分をふき取る

これをジップロックに詰めて、空気を抜き

ジップロックに詰める

水を入れた電気圧力鍋に入れます。

電気圧力鍋にセット

フタをして、温度を72℃、時間を1時間にセットし加熱ボタンを押したら、あとは待つだけです。

温度設定

時間の設定

1時間後、取り出してみたのが下の写真です。

取り出したところ

血が浮いていて、見た目がかなりグロテスクなので、「大丈夫か?」と心配になりましたが、血をふき取ってから切ってみるとよい感じに。

ニオイはレバー特有の鉄っぽい感じはありますが、腐っているようなニオイもなくおいしそうです。

調理がおわったところ

あとは、出てきた血や水分をふき取って、適当な大きさに切って、ネギをのせてみました。

鳥レバー低温調理完成品

盛り付けは、素人っぽさが出てしまっていますが、それはお許しください。

というわけで、私がしたことは、
・レバーを洗う
・レバーをジップロックに詰める
・圧力鍋をセットする
・切って盛り付ける
だけでした。

それでも、上でも書いたように、お店で食べるような料理に仕上がりました。

電気圧力鍋を使えば低温調理は簡単

以上で書いてきたように、はじめての低温調理は、思っていた以上に簡単でしたし満足できる味に仕上がりました。

今回は食中毒が怖かったので、72℃で1時間に設定しましたが…。

温度をもっと低くしたり、時間を短くするとレアな感じがもっと出るのでは?と思っています。まだまだ工夫の余地はありますね。

けれども、はじめての低温調理でも満足いく味に仕上がりましたし、友人にもほめてもらえました。

ハードルが高いと思っていた低温調理ですが、電気圧力鍋の低温調理機能をつかえば簡単なんですね。

これからも挑戦していきたいです。