【GoPro HERO7 BLACK 】純正ヘッドストラップを使ってスノーボード撮影した感想

ヘッドストラップの写真

「スノーボードで動画を撮りたいけど、3-Wayのような自撮り棒を持って滑りたくない!」

なんて考えていませんか?

実は、私もそう考えている1人です。

私は、バックカントリースノーボードが好きで、その動画を残したいと思っていました。

けれども、「せっかく登るのだから、滑りがメイン!邪魔になる自撮り棒を持って滑るのはなぁ~。」という気持ちもあったんです。

そこで選んだのが、ヘッドストラップ。

ヘッドストラップの写真

これなら、邪魔な自撮り棒を持たずに、滑った景色を撮影できると思い使ってみました。

今回は、これを使って撮影した動画と感想をご紹介します。

ヘッドストラップを使おうか迷っている方には、参考になるのではないでしょうか?

ヘッドストラップを使って実際に撮影した動画

はじめに、ヘッドストラップを使って撮影した動画です。

今回は、お試しということで、ゲレンデで撮影してみました。

では、以下で、この動画を撮影して感じたことと、動画を観て感じたこと書いていきます。

頭につけても軽いので違和感はない

撮影する前に不安に思っていたのが、いくら小さなGoProといっても、頭に付けて滑ったら違和感があるのでは?ということです。

ですが、これは、まったく問題ありませんでした。

なんと言いますか、付けているのを忘れるくらい、違和感がなく、重さも感じなかったんです。

なので、滑りに支障はありませんでした。

これなら、どんな場面でも、問題なく使えると感じています。

フィット感が高く滑走中にズレることはない

滑走中、まったくズレないことにも驚きました。

私は、ニットキャップの上からヘッドストラップを装着して滑ったので、滑るときの振動で下がってくるのではないか?と思っていたんです。

ですが、ちょっと尻もちをつく程度の転び方でも、まったくズレませんでした。頭にぴったりと張り付いているような感覚だったのです。

このフィット感のため、上で書いたように、滑走中の違和感がなかったのだろうと思っています。

バックカントリーでは紛失対策が必要

ただ、フィットするとはいっても、絶対に外れないとは言い切れません。

パウダースノーを滑るとき、ノーズが刺さったり逆エッジのようになったりして、帽子とゴーグルが吹っ飛ぶ転び方をしたときはありませんか?

そんな転び方をしたときは、いくらフィットするヘッドストラップでも、飛んでいくのではないかと思いました。

そして、バックカントリーの場合はパウダースノーですから、吹っ飛んだGoProを探すのは難しいと思っています。

というのは、実際に持った感想として、「これが飛んでいったら、パウダーに埋まるな」と感じるからです。

私は、サラリーマンですから、GoPro HERO7 BLACKなんて、簡単に買えるような身分ではありません。今回も散々悩んで、やっと買うことに決めたくらいです。

なので、GoProを失くしたら、ショックでは済まないと思います。

細いヒモでバックパックに繋ぐなどの方法で、紛失しないための対策をする必要があると感じました。

GoPro HERO7 BLACKの手ぶれ補正はすごい

今回の撮影では、ヘッドストラップのみを使って頭に固定し、手ぶれ防止のアクセサリーは使っていません。

それでも、かなり安定した映像になっていると感じています。

動画では伝わりにくいかもしれませんが、このときは882メートルのリフト1本分を、1分40秒ほどで滑り降りています。

なので、それなりにスピードは出ているはずです。

また、コースも圧雪されたばかりではなく、ほどほどに荒れていました。

そのため、私の頭はかなり動いていたと思うのですが、動画はブレて見にくいという感じは受けないんですね。

HERO7 BLACKの手ぶれ補正機能はすごいと聞いてはいましたが、実際に撮影してみて、こんなにすごいのかと驚きました。

斜度やスピード感は伝わりにくい

ただ、欠点がない訳ではなく、「斜度やスピードが伝わりにくいな」とも思っています。

今回のコースは、最大斜度28°で中級者コースとなっています。

ですが、動画を見ると、初心者コースを軽く流しているような映像に見えてしまうんですね。

ヘッドストラップを使うと自分の姿が写らないので、どうしても、斜度やスピードが伝わりにくい動画になってしまうのではないでしょうか?

これは、もしかしたら、バックカントリーでの地形の変化やツリーランなど、視界がどんどん変わるようなシュチュエーションでは違うかもしれません。

また、カメラの角度を変えたりすれば、もっと良くなるような気もしています。

いずれにせよ、撮影についてはもう少し工夫の必要があると感じています。

滑走の邪魔にならないのは最高

まだまだ、撮影について工夫しなくてはいけないと感じていますが、初めて使った印象として、滑走の邪魔にならずに撮影できるので最高だと思っています。

ゲレンデの滑走ではともかく、バックカントリーでは自撮り棒を持つと、どうしても攻めた滑りができなくなります。

動画撮影がメインなら自撮り棒の選択も良いと思いますが、私のように滑り重視の方は、GoPro+ヘッドストラップの組み合わせを試してみる価値はあります。