ナラタケの成長速度は?幼菌を残した4日後、どれくらい大きくなっていたのか
「ナラタケって、どのくらいのスピードで大きくなるんだろう?」
そんな疑問をもったことはありませんか?
今回は、その答えと言ったら大げさですが、かなり参考になるのでは?という記事を書いていきます。
具体的には、「採るには小さすぎるなあ~」と残してきたナラタケを、4日後に回収に行ったらどのくらい大きくなっていたのか?という内容です。
気温や水分量によって違いはあるとは思いますが、
・採るのには小さすぎるナラタケを残してきたとき、何日後に回収に行けば良いのか?
・まったくナラタケが出ていなかったとき、何日後に行けば状況が変わっているのか?
などの参考になるのではないでしょうか?
では、さっそく本題に入っていきますね。
ポイント①
まずは、残してきた1つ目のポイントです。
下の写真のような、カサの直径が5ミリ~1センチの幼菌を採らずに残してきました。
その4日後の写真が以下のものです。
カサの直径は3センチ~7センチほどに成長しています。
裏側からのぞいてみると、少し変色している個体もありますが、ほぼ真っ白です。
状態も良く、食べごろになっていました。
ポイント②
2つ目のポイントです。
前回の写真がこんな感じです。
こちらも、カサの大きさが1センチほどの幼菌を残しておきました。
それが、4日後に行ってみるとしっかりとカサが開いています。
カサの大きさは5センチ前後とそれほど大きくはありませんが、裏側を見ると、変色が進んでいてすこし茶色になっていました。
このくらいなら食べてもまったく問題はないのですが、どちらかというと、裏は真っ白なナラタケのほうが嬉しいです。
なので、ここのポイントはもう少し早いほうが良いのかも?という印象を受けました。
ポイント③
続いて、残しておいた、3つ目のポイントです。
まず、4日前の写真がこちらです。
それが、4日後にはこんな感じになっていました。
このポイントも、カサの大きさは5センチほどと、「すごく大きくなったー!」という印象は受けませんでしたが、カサの裏は茶色っぽくなっていて、「もう少し早いほうが良かったな!」と感じました。
ポイント④
最後に、残しておいた4つ目のポイントです。
このポイントでは、カサの大きさは1センチ前後でしたが、柄の長さが2~3センチくらいの「小さいけど採ってしまおうか?」と悩む幼菌を残してきました。
それが、4日後に回収に来たときには、かなり大きくなっていました。
私の手と比べてみると、私の手のひらよりもカサが大きくなっていて、10センチ以上の個体もあります。
ただ、カサの色が茶色っぽくなっていましたし、下の写真を見て頂けると分かりやすいと思いますが、カサの裏が変色しているものも多かったんですね。
1つ1つの個体については覚えていませんが、4日前に小さかったものは採りごろ。採ろうかと迷っていたものは、変色してしまっていたのだと推測します。
なので、迷うようなナラタケでは、4日後の回収だと遅いような気がしました。
4日後でも問題ないが…。
ということで、小さなナラタケを残して、4日後に採りに行った結果、「4日後ではちょっと遅い!」ということが分かりました。
とはいっても、食べられないほど劣化が進んでいるわけではないので、無駄足になるわけではありません。
ただ、それなりの大きさになっているのに、カサの裏が真っ白な食べ頃のナラタケを採るには、もう少し早いほうが良いと思いました。