ナラタケ大当たり!10月15日のキノコ採りの結果【2020年青森県】

2020-10-15ナラタケアイキャッチ

山に向かっているときから、ナラタケが大量に採れる予感がしていました!

なんて冒頭に書くと、私がナラタケ採りのベテランで、発生時期が予測できるかのように誤解されるかもしれませんが・・・。

大発生の予感には根拠がありまして。

実は、この日の4日前。同じ場所にナラタケ採りに来ていて、そのときにナラタケの幼菌をたくさん見つけ、残しておいたのです。

「これなら、数日後に来ればちょうど良いはず!絶対にたくさん採れるはず!!」

そんな根拠ある予感のもと、10月15日に会社を休んで、ウキウキと山に向かったのです。

今回は、このときのナラタケ採りの様子をご紹介します。

先行者がいる

ウキウキしながら山に向かった私ですが、駐車スペースに着くとガッカリ。

平日なのに、車が2台もあります。

前回のナラタケ採りで、残しておいた幼菌をすべて他の人に取られていた苦い経験があるので、「別の場所に入ろうか?」と考えます。

けれども、どうしても、残した場所が気になるのです。

少し気分は下がりましたが、「採られていても仕方ない。どうなっているのか確認がしたい!」と、ダメもとで山に入ることにしました。

ちなみに、他の人に採られていたことは10月11日に奥入瀬渓流にナラタケ採りに行った結果【2020年青森県】の記事で書いています。

先行者と遭遇

すこし歩くと、人影が見えます。

人見知りなので、山では他の人にあまり会いたくない私ですが、「おはようございます!採れましたか?」と声をかけました。

すると、「全然ダメだ!まったく出ていない。今年のナラタケはダメらしい・・・。」と予想外の返事が返ってきます。

どうやら、この人たちには採られていないようです。

「4日前に来たときに、小さいナラタケをたくさん見つけたから、ナラタケは出ているはずなんですけど・・・」
と無駄な親切心を出した会話を後悔しながら、その人たちと別れて、残しておいたポイントに向かいます。

採られてなかった!

急いで残しておいたポイントに向かうと、運良く採られずに残っていました。

順にご紹介していきますね。

残しておいたポイント①

2020-10-15ナラタケ採り

倒木を埋め尽くすようなナラタケ。

今シーズン、4度目のナラタケ採りで、やっとこの光景に出会えました。

ナラタケを採って食べることよりも、「この光景に出会う喜びのためにナラタケを探している!」と言ってもいいほど、旬のナラタケの群生を見つけると気分が上がります。

残しておいたポイント②

こんな感じの幼菌を残していたものが、

2020-10-15残しておいたポイ

こんなに成長してくれていました。

2020-10-16残しておいたポイント1

このポイントは、前回他の人に採られていた倒木で、採られた脇にまた幼菌が出ていた場所なんです。

ですから、他の人もこの倒木にナラタケが出ていると気付いていたはずなので、ダメだろうと思っていました。

しかし、残っていてくれたことに感謝です。

残しておいたポイント③

こちらも、まずは前回の写真から。

2020-10-11残したナラタケ2

この小さなナラタケが、無事に育っていました。

2020-10-15ポイント3

残しておいたポイント④

これも、前回の写真です。

2020-10-11残したナラタケ3

ちゃんと大きくなっていました。

2020-10-15ポイント2

残しておいたポイント⑤

残しておいた最後のポイントです。前回は、このような幼菌でしたが、

2020-10-11に残したナラタケ1

とても大きくなっていて、びっしりとは言えませんが、太い倒木にたくさん生えていました。

2020-10-15ポイント4

この場所だけでも、コンビニ弁当の袋に入りきらないほど採れました。

残しておいたポイント以外にも

前回、残しておいたポイント以外にも、

2020-10-15ナラタケ3

2020-10-15ナラタケ2

2020-10-15ナラタケ4

写真のように、たくさん採れました。

小さなナラタケを発見し、数日後にまた行くと、ほかの場所でも当たるんですね。

結果的にナラタケ大当たり

というわけで、2020年10月15日のナラタケ採りは、大当たりとなりました。

4度も同じ場所に行ったので、粘り勝ちだと思っています。

冷凍庫もいっぱいになりましたから、今年のナラタケ採りはこれで終了としますが、これからのナメコ・ムキタケのシーズンが始まります。

当たったら、またこのブログで報告したいですし、また来年、このようにナラタケ大当たりに遭遇したら報告いたします。