10月11日に奥入瀬渓流にナラタケ採りに行った結果【2020年青森県】
前回の記事では、10月6日にナラタケ採りに行った結果をご紹介しました。
10月6日に奥入瀬渓流にナラタケ採りに行った結果【2020年青森県】
この記事では、それなりには収穫できたが、採るには小さすぎるナラタケが多く、「大きくなる頃を狙ってまた来よう!」と決意したことを書いています。
そんなわけで、5日後の10月11日。
残しておいたナラタケを回収しに行ってきました。
今回は、その結果をご報告します。
イヤな感じの足跡がある
残念ながら、当日は小雨。
いつもなら、雨の日はキノコ採りには行かないのですが、採らずに残しておいたナラタケがどうしても気になります。
強く降りだしたらすぐに帰ろうと思いながら、前回残していた場所に向かいました。
しかし、雨でぬかるんでいる地面に、イヤな感じの足跡があるのです。
「まさか・・・。」と思いながら、幼菌を残しておいた場所に向かうと、悪い予感は的中です。
こんな感じの幼菌を残しておいたのですが、
実際に行ってみると
このようになっていて、誰かに採られたあとでした。
こればっかりは仕方ないのですが、雨の中わざわざ来たのでがっかりです。
けれども、この木の下の窪みにも、幼菌があったはずと覗いてみると・・・、
見逃されたのか、運良く残っていました。
かなり大きくなっていますが、まだまだ食べごろです。といいますか、私はこれくらい大きくなったナラタケの方が好みです。
正直、もしも他の人に採られていなければ、この場所だけでたくさん収穫できていたはずなので、悔しい気持ちはあります。
ですが、これで手ぶらで帰ることはなくなったので、ひと安心。
次のポイントに向かいます。
もう1箇所も・・・
前回残したあと1箇所のポイントまでは、ここから距離にして2キロほどあります。
なので、そちらは採られていないだろうと期待して歩きましたが、こちらも残念ながら採られていました。
こんな感じだったので、かなり期待していたのですが・・・、
実際に行ってみると、こんな感じ。
2キロも離れたポイントを、2箇所とも採られていたので、本当にガッカリです。
ナラタケの成長が見たかった
ということで、前回残してきたナラタケは、すべて他の人に取られていました。
ですが、それ以外のポイントでは、ナラタケを見つけることができました。
なので、それなりの収穫量にはなっています。
しかし、収穫できたからOKというわけではなく、ナラタケの成長のスピードを見てみたかったというのが本音です。
例えば、上の写真のようなナラタケを残した場合、何日後に回収に行けばちょうど良いのかを知りたかったのです。
それが分かれば、来年以降のナラタケ採りの参考になったはずです。
今回は、これが出来なかったのが残念でした。
ナラタケ大発生の予感
しかし、今回も、「採るには早すぎるなあ」というナラタケの幼菌を見つけました。
前回来たときよりも、幼菌はたくさん見つかり、しかも、1つの倒木に発生しているなら、の数が前回よりも多いのです。
これは、あと少しでナラタケの大発生を予感させます。
その期待もありますし、ナラタケの成長のスピードも見たいので、「大きくなった頃にまた来よう!」とまた決意しました。
その他のキノコ
ついでに、ナラタケ以外のキノコの情報も書いておきます。
ムキタケ
まず、ムキタケが出始めました。
まだまだ、カサの大きさが2センチほどと小さく、発生量も少ないのですが、晩秋のキノコであるムキタケが出始めたのは嬉しい情報です。
ブナシメジ
次に見付けたのが、ブナシメジですかね?
私はシメジ類は分からないのですが、多分、間違いないと思います。
詳しい方なら、写真を見ただけでも鑑定ができると思いますから、キノコ採りの季節の参考にしてください。
ウスヒラタケ
今回も、ウスヒラタケが見つかりました。
ただ、腐ってしまったウスヒラタケも多く、徐々にウスヒラタケは終わりになるのかな?という印象を受けました。
リベンジ確定
という訳で、残しておいた幼菌を回収するための今回のナラタケ採りは、「また数日後に来なくては!」と決意することになってしまいました。
次回は他の人に採られていないことを期待します。