2020年11月22日の奥入瀬周辺のキノコ採り!なにが採れた?【青森県】
2020年11月22日。奥入瀬渓流周辺の山に、キノコ採りに行ってきました。
正直、こんなに遅い時期にキノコ採りに行くのは初めてなので、どこでどんなキノコが採れるのかはまったくナゾです。
当然、狙いを定めているキノコ木なんてありません。
採れる保証もありません。
今回は、こんな状態でフラフラ~と歩いて、どんなキノコが採れたのかをご紹介していきます。
道路脇でナメコ
まず、最初に見つけたのはナメコ!
今回、向かった場所は、冬季通行止めの道路を2キロほど歩いたところにある小沢です。
その小沢に向かっている途中、道路脇で見つけました。
(写真を見ていただくと、道路のすぐ脇だというのがお分かりいただけると思います)
「こんなに道路に近いところにもナメコが出るんだ!」と驚きつつ、「ここにナメコがあるということは、この先も期待できる!」とワクワクしました。
積み重なった倒木でエノキダケ
次に見つけたのが、エノキダケです。
私は、エノキダケが大好き。
これを鍋や汁物にいれるだけで、汁の味が激変するくらい良いダシが出るからです。
実は11月22日という、今まで経験のない遅い時期に来たのは、寒くなってから採れるエノキダケを狙ったから。
目的のキノコに出会えたので、すこし満足してしまいました。
ナメコ大当たり
満足気味と言っても、まだまだ時間は残っていますし、リュックにも余裕があります。
「この勢いでまだまだ採るぞ!」と意気込んだのですが、目的の小沢を2キロほど遡っても、ほとんどキノコに出会えません。
「ハズレか?沢沿いはダメなのか?」と沢を諦めて、すこし高いところにある倒木を覗いてみたところ・・・。
当たりです。太い倒木の片側を覆い尽くす勢いで、ナメコが出ています。
いままで、見たことがない量のナメコです。
思わず「これだけあったら、採るだけで1時間は掛かるよ。」なんて嬉しい悲鳴をあげてしまいました。
しかも、このナメコ。カサが開いたばかりで裏は真っ白の極上品。
間違いなく、私のキノコ採りの中では、最大の大当たりです。
ゴミが付かないように丁寧に採りすぎたせいか、採るだけで、本当に1時間以上かかってしまいました。
おかげで、体は冷えまくり。手はかじかみ、体はふるえてきましたが、それもまた嬉しい悲鳴でした。
この大収穫で、今回持参した20リットルのリュックもほぼ満タンになりましたし、ここで折り返し、帰ることにします。
最後にまたナメコ
帰り道。もうすぐ沢が終わり、「そろそろ道路に出るかな?」というところで、10メートルほど先の倒木が、オレンジ色になっているのを見つけました。
「落ち葉にしては、きれいなオレンジ色だなあ」と半信半疑で駆け寄ると、ナメコが倒木の上側にだけ生えています。
カサの裏を見ると、少し茶色っぽく極上品とはいきませんが、問題なく食べられます。
ですが、すでにリュックはいっぱい。
極上品でもないので、採るかどうか悩んだのですが・・・。やっぱり食べられるナメコを見つけてしまえば採ってしまいます。
おかげで、帰り道は重すぎて泣きそうでしたが、大量のナメコに大満足でした。
その他のキノコ
他にも、大当たりとはいかないまでも、ムキタケとウスヒラタケが歩いている途中に採れました。
私の経験では、ナメコやエノキダケよりもたくさん採れるイメージのあるムキタケ。
しかし、今回はあまり見つからず、状態の良いものだけを選んで採っていたら、スーパーのレジ袋の半分くらいしか採れませんでした。
ウスヒラタケは1箇所しか見つけられませんでした。
(写真は撮り忘れました)
けれども、こんな遅い時期にも見つけられたのは、新しい発見です。
11月末でもキノコは採れる
という訳で、2020年11月22日のキノコ採りは、予想外の大収穫となりました。
私としても、11月末のキノコ採りは初めての体験だったのですが、こうやってダメもとで歩いてもキノコは採れましたし、情報量も増やしていけると分かりました。
これからも、実績のある場所や時期はもちろんですが、少しずつ新しい挑戦をして、経験値を上げていこうと思います。