11月6日に奥入瀬渓流周辺にキノコ狩りに行った結果【青森県2019】
今回は、2019年11月6日に奥入瀬渓流周辺にキノコ狩りに行った結果を写真付きでご紹介していきます。
この記事は、キノコ狩りの時期の参考にして頂ければという気持ちで書いていますが・・・。
2019年、奥入瀬周辺の秋シーズンのキノコは、発生が例年より遅いと感じています。
記事後半で詳しく書きますが、例年より遅めにズレていることを考慮してお付き合いください。
クリタケ
今回たくさん見つかったのがクリタケです。
写真ではうまく表現できていませんが、大きな切り株に「これは見事!!」と言いたくなるくらいビッシリと生えていました。
クリタケは、一箇所で大量に採れるキノコだとは聞いていましたが、そうと知っていても驚いたくらいです。
私は、これほど大量のクリタケを見付けたのは初めてだったのでとても嬉しくなりました。
ただ、このクリタケ。
昔から食べられるキノコとして親しまれているのに、近年、毒性が見つかったらしく、大量に食べるのは危険らしいです。
というわけで、状態の良いところだけを厳選して採り、食べるときも一度に4~5本ずつ食べています。
(それで、今のところ問題はありません。)
ムキタケ
ムキタケは非常に状態の良いものが見つかりました。
ムキタケって、かなりの確率で虫が入っていているんです。
特に、大きなムキタケは虫が入っている確率が高く、
「大きなムキタケ見つけたー!」
「でも虫食いがヒドくて食べたくないー!」
と、ガッカリすることが多いんです。
けれども、今回は、大きなムキタケにもまったく虫がついていませんでした。
こんなに良い状態のムキタケを見つけたのは初めてです。
寒くなってから発生したため虫が付いていなかったのか、雨が少なく乾燥していたので虫がついていなかったのかは分かりません。
ですが、今まで採ったなかで、最高品質のムキタケが採れました。
チャナメツムタケ?
今回のキノコ狩りでは、初めて見るキノコにも出会いました。
それが、チャナメツムタケ?です。
正直なところ、チャナメツムタケなのか、近縁種のシロナメツムタケやキナメツムタケなのかは良くわかりません。
ですが、キノコに詳しい方に鑑定してもらったところ、「ツチナメコで間違いない!」「食べられる!」とのことでした。
(チャナメツムタケのことを、私の住む地方ではツチナメコというらしいです。)
というわけで、実際に食べてみたのですが、その感想は「味の濃いナメコ」でした。
味が濃いと、なぜか天然物って感じがしませんか?
そういう意味でも、今回採ってきたキノコのなかで一番美味しいと感じたのは、チャナメツムタケ?でした。
ナメコ
実は、今回のキノコ狩りの狙いはナメコだったんです。
上で紹介してきた、クリタケ・ムキタケ・チャナメツムタケは、ナメコ採りの途中で見つかった副産物。
しかし、狙いのナメコはハズレでした。
まったく見つからなかった訳ではないのですが・・・。
残念ながら、上の写真のように、発生したばかりでとても小さかったのです。
(カサの大きさで5ミリ~1センチくらいです)
採るかどうかで悩んだのですが、小さすぎるということで、結局採るのはヤメました。
なので、今回は、本命のナメコの収穫はゼロに終わってしまいました。
2019年はキノコの発生は遅い?
というわけで、2019年11月6日のキノコ狩りの結果は、クリタケ・ムキタケ・チャナメツムタケが収穫できて、本命のナメコはハズレでした。
ただ、実は、この場所には毎年のように来ていて、昨年の10月28日に来たときには下の写真のような状態でした。
一昨年は、11月6日に来て下の写真のような状態です。
それが、今年は11月6日に来たのにナメコは小さすぎる状態です。
この結果から、2019年の奥入瀬渓流周辺の秋のキノコは、発生が遅かったのでは?と感じています。