八戸うみねこマラソン【ハーフ】で初心者がキツイと感じた区間
今回は、マラソン初心者の私が、「八戸うみねこマラソン」のハーフを完走したときにキツイと感じた区間をご紹介します。
こんな記事を読んでも体力的なプラスにはなりませんが、「この辺りがキツイ」という区間をあらかじめ知っておけば、心理的にラクになるはずです。
初心者にとってハーフマラソンは長丁場ですから、心理的にラクに走れるのはプラスになりますよ。
では、さっそく紹介していきます。
スタートから5キロ(1)
意外に思われるかもしれませんが、最初の5キロくらいが心理的にキツく感じました。
その理由は、私が、「どのくらい走ればどのくらいの距離を進めるか」ということを把握していなかったことです。
具体的に言いますと、「結構走ったかな?」と思っていたときに「3キロ通過」と表示がありました。
これを見たとき、自分の走るペースが分かっていなかった私は、「これだけ走ったのにまだ3キロかよ!」と感じてしまったんです。
初心者の私は、もっと簡単に1キロ・2キロ・3キロと通過していけると勝手に予想していました。
それが、実際に走ってみると、「こんなに走ったのにまだこれしか進んでいないのか」と感じてしまったという訳ですね。
そして、「こんなに走ってもまだ○○キロしか進んでいない。あと○○キロも残っている」と、距離のことばかりが気になってしまいました。
5キロを過ぎたころには、思っているよりも進まないことにも慣れてきて、なんといいますか、諦めのような吹っ切れた気持ちになれたのですが・・・。
距離のことばかり考えて走っていたスタートから5キロくらいが、心理的にキツかったです。
練習のときに、自分が走った距離をちゃんと意識しておけば良かったと反省しました。
スタートから5キロ(2)
スタートから5キロがキツイと感じた理由がもうひとつありまして、それが、あまり景色が変わらないということです。
八戸うみねこマラソンは、スタート地点から5キロくらいは堤防をまわるようなコースになっています。
ホームページから参照させていただくと、下の図の、赤い丸で囲んだ区間ですね。
例えば、矢印の地点ですと、堤防を走って矢印の地点に戻ってきます。
なので、元の景色に戻り、折り返し地点の白浜海水浴場に近づいていないような気持ちになるんです。
また、この辺りは、水産加工の工場や倉庫が多く同じような景色が続いています。
これもあって、「まだスタート周辺を走っている」という気持ちになってしまうんですね。
先ほど書きましたように、「まだこれしか進んでいない」という気持だった私には、この「折り返し地点に近づいていない」「まだスタート周辺を走っている」という感覚も心理的にダメージになりました。
これも5キロを過ぎたあたりから、急に景色が変わり始めるので気にならなくなります。
しかし、このコースを走り慣れていない私にはストレスに感じました。
事前にコースを確認して、5キロ過ぎから景色が変わるということを把握しておけば、もっとラクに走れたのではないかと思っています。
最後の5キロ
前半の5キロは心理的にキツかったのですが、最後の5キロは心理的にも体力的にキツかったです。
走った感想として、うみねこマラソンは5キロ~15キロくらいは景色もきれいで気持ちよく走れます。
ただ、マラソン初心者の私は、気持ちよく走りすぎてオーバーペースになってしまったのです。
そのツケが最後の5キロにきました。
急に脚が重くなり、走るのが辛くなってきたんですね。
結局、なんとか完走はしたのですが、最後の5キロは、脚は痛いし疲れたしで本当に苦痛でした。
最後の5キロになって、気持ちよく走れていた中盤に、自分のペースを守って走れば良かったと後悔したんですね。
また、前半に「景色が変わらずキツかった」と書いた堤防をまわる区間が、最後の5キロでも心理的に堪えました。
先ほどのコースマップで説明しますと、
矢印の地点までくると、ゴール地点が近くに見えるんです。
この地点で、疲れきっていた私は「あとちょっとでゴールだ!」と無意識に思ってしまいました。
しかし実際には、そこから堤防をグルッとまわるので、ゴールはそれほど近くありません。
距離にして、3キロ近く残っているんです。
この「あとちょっとでゴール!」と思ってしまってからの残り3キロは、心理的にかなり長く感じました。
なんといいますか、遠回りをするように堤防を走ることに、うんざりした気持ちになってしまったんです。
これが、矢印の地点まで来たときにも、「まだ堤防が残っている」という気持ちで臨んでいれば、心理的にもっとラクに走れたと思っています。
キツいのは最初と最後の5キロ
以上書いてきたように、初心者が八戸うみねこマラソンのハーフを走った経験から、最初と最後の5キロがキツくなるということが分かりました。
ですが、このことをあらかじめ知っておけば、心理的に少しはラクになるはずです。
また、中盤でオーバーペースになる可能性があることを知っておけば、私のように、最後にヘトヘトになることを防げるかもしれません。
私は、来年もハーフに挑戦する予定ですので、このことを踏まえて走ってみようと思っています。