鳥レバーで燻製を作ってみた!その感想とレシピを公開
今回は、鳥のレバーを使って燻製を作ってみたので、その感想とレシピを公開します。
鳥レバーの燻製を作ってみたいと考えている方には参考になるのではないでしょうか?
鳥レバーの燻製の感想
ではさっそく、自作した鳥レバーの燻製を食べてみた感想です。
結論から言うと、予想以上においしいと感じました。
私は、鳥レバーが好きなので、レバニラとして炒めたり、BBQのときに焼いて食べたりするのですが、それと比べて、煙の風味がある燻製のほうがおいしかったんです。
レバー特有の匂いと、燻製の風味って、相性がすごく良いことが分かりました。
また、その食感が良かったのも、おいしく感じた理由です。
レバーというと、ボソボソとして、口の中の水分を奪われるので食べにくいというイメージがあると思います。
しかし、燻製にすると固めのレバーペーストのような食感になり、ボソボソした感じは少なくなりました。
正直、ボソボソ感が消えるわけではありませんが・・・。
普通に焼くよりも、食べやすく仕上がりました。
ただ、レバー特有の臭みがなくなる訳ではないので、レバー血の味?が苦手な人にはオススメできません。
そのかわり、この味が好きなレバー好きには、病みつきになるおいしさになったと思っています。
友人にも試食してもらったのですが、評判は良かったですよ!
鳥レバーの燻製のレシピ
とてもおいしく出来た鳥レバーの燻製。
実際にどうやって作ったのかも書いていきます。
用意した鳥レバー
今回の食材として用意した鳥レバーがこちら。
近所のスーパーで売っていた、なんのこだわりもない鳥レバーです。
これを使って作りました。
牛乳につける
まずは、買ってきた鳥レバーをさっと水洗いして、牛乳に30分ほど浸けました。
レバー特有の臭みをとる効果があるらしいので、一応やってみましたが、その効果があったかは分かりません。
ソミュール液に浸ける
牛乳に浸けたあとは、味付けとしてソミュール液に浸けました。
ソミュール液は、白ワイン1ℓ、水500ml、塩大さじ3杯、コショウ適当、ローズマリー適当です。
他の食材も入っていますが、漬け込んだのが下の写真です。
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これを、2日間冷蔵庫に入れて、味を染み込ませます。
2日後
2日後、ソミュール液から取り出し、さっと水洗いをします。
表面が、少し白っぽくなっていて、腐ってしまったか?と不安になりました。
ですが、切ってみると中は新鮮なレバーの色で、腐った臭いもしないので問題ないようです。
塩抜きは省略
今回は、ソミュール液の塩分濃度を薄めにしたので、塩抜きは省略です。
そのかわりに、腐らないようにソミュールのワインの濃度はメチャメチャ濃くしました。
冷蔵庫で乾燥させる
ソミュール液から取り出したものを、タコ糸で結び冷蔵庫で1日乾燥させます。
今回は、いろいろな種類の肉を試してみたので、冷蔵庫にうまく並べられず、扉の部分の棚を取り外し、無理やり吊るしました。
熱乾燥
冷蔵庫での乾燥が終わったら、次は燻製器に移して熱乾燥をします。
熱乾燥をせずに、いきなり煙を当てても問題ないとは思います。
ですが、乾燥が不十分で、表面に水分が残っていると、煙の風味が強すぎてエグみのある燻製になる心配があるので、私は熱乾燥をしました。
熱乾燥の方法は、燻製器に火を起こした炭だけを入れ、温度を100℃にして1時間放置です。
で、1時間後には、表面が完全に乾燥したレバーになりました。
煙で燻す
熱乾燥のあとは、燻製です。
今回は、チップではなくスモークウッドを使いました。
燻製の風味を強めるために、スモークウッドの上にはピートスモークパウダーを振りかけています。
今回は、スモークウッドを2本使って、3時間ほど燻しました。
完成
完成したのがこちら。
表面はかなり固くなっていますが、切ってみると内側はそれほど固くならずにしっとりしています。
これを、燻製直後と、1日置いてから食べてみたのですが、どちらもおいしかったです。
もう、酒が止まりませんって感じですね。
鳥レバーの燻製はウマイ
以上、鳥レバーの燻製を作ってみた感想と、そのレシピを書いてきました。
最初にも書いたように、私としては、レバーの味と燻製の風味は相性がとても良いと感じています。
挑戦する前は、レバーの燻製は難しいかも?と感じていましたが、そんなことはありませんでした。
燻製に興味がある方には、鳥レバーはオススメですね。